グレープフルーツとバナナのスムージーです。
南アフリカ共和国産のグレープフルーツとフィリピン共和国産のバナナを使用しました。
グレープフルーツは種を取り除いています。
グレープフルーツは半分弱で145グラム、バナナは2本で143グラム、水が112グラムの
合計400グラムです。
柑橘類は水分が多いのでジュースのようにサラサラした感じになる場合があります。
水を少なくした場合、ミキサーによってはなかなか粉砕されないこともあるため、
バナナを多めに入れてみました。
5秒粉砕、5秒休みを繰り返して、合計6回30秒の粉砕です。
滑らかで飲みやすいスムージーができました。
グレープフルーツの薄皮も完全に粉砕されていました。
スムージーを作ったつもりが、サラサラとしたジュースのようなスムージーとは言えないような飲み物ができることがあります。
その違いはどこにあるのでしょうか?
たぶん、柑橘類の量に対してバナナが少ないとサラッとしたジュースのようになるのでは?
柑橘類とバナナのスムージーのデータを参考にしてみたらわかると思ってまとめてみました。
ジュースのようなサラッとした時のデータ
柑橘類種類 | 柑橘類(g) | バナナ(g) | 水(g) | 合計(g) | |
① | 河内晩柑 | 164 | 64 | 93 | 321 |
② | 河内晩柑 | 210 | 114 | 115 | 439 |
③ | グレープフルーツ (ルビー) | 134 | 164 | 107 | 405 |
スムージーらしさのあるトロッとした時のデータ
柑橘類種類 | 柑橘類(g) | バナナ(g) | 水(g) | 合計(g) | |
1 | グレープフルーツ (ルビー) | 128 | 125 | 102 | 355 |
2 | グレープフルーツ (ルビー) | 116 | 130 | 100 | 346 |
3 | グレープフルーツ | 100 | 101 | 100 | 301 |
4 | グレープフルーツ | 145 | 143 | 112 | 400 |
水分が多くサラッとしたジュースのようだったのが上の表の①~③、
とろりとした粘度のあるスムージーが下の表の1~4です。
バナナと柑橘類の量のバランスによって違いが出ると思ったのですが、それだけではないようです。
バナナの量が多い上の表の③のデータがあることで、わからなくなりました。
間違いがあるのかとも思いましたが、それはないようです。
③の時の写真を見てもバナナの量は多めです。
サラッとしているかトロッとしているかはわからないと思っていましたが、粉砕後のブレード(刃)の付いた蓋の部分に付着しているスムージーを見たらわかります。
とろりとしているほど蓋の部分にスムージーが多めに残るのですが、この時はあまり残っていません。
工業製品ではない天然の果物なので、同じ果物でもひとつひとつ違うものだと思っておいた方がいいのかもしれません。
それでも気になるサラリとトロリの違いの原因を探るには、もっと多くのデータが必要なのでしょう。
スムージーは奥が深いようです。