- 甘酒の米麹や御飯粒をミキサーで粉砕して滑らかで飲みやすい粒なし甘酒を作ります。
市販の甘酒で作る場合は簡単です。
ミキサーボトルに甘酒を入れて撹拌粉砕するだけです。
ここでは、ごはんと米麹を使って甘酒を作る方法について説明します。
基本的な流れは次のようになります。
①必要なものを揃える②ごはんを炊く③お湯を沸かす④ボトルに甘酒の材料を入れる⑤甘酒メーカーで保温する⑥ミキサーで粒を粉砕する
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必要なものを揃える
甘酒を作るために甘酒メーカーを使用します。
炊飯器で甘酒を作れるものがあればそれを使用できますが、ここでは甘酒メーカーで説明します。
甘酒メーカーというのは、一般的にはヨーグルトメーカーと呼ばれているものです。
ヨーグルトは作らず、甘酒を作るために購入したので甘酒メーカーと呼んでいます。
出来上がった甘酒はそのままでも美味しく飲めますが、粒が気になるのでミキサーで滑らかにします。
そのために甘酒メーカーで作った後にミキサーに移し替えます。
移し替えた後のボトル内に御飯粒が多く残ってしまうのが気になって、
「出来上がった甘酒を移し替えずにそのままミキサーで粉砕できたら便利なんだけれども」と
思いながら過ごしていたある日、偶然それが実現したのです。
それが2台目に購入したこのミキサーです。
このミキサーのボトルは甘酒メーカーに付属しているボトルより小さめですが、甘酒を作るのにはこのくらいのほうが丁度いいようです。
そしてこれが甘酒メーカーの中にぴったり収まります。
必要なものは、
甘酒メーカーその甘酒メーカーに合う大きさのミキサーボトルが付属しているミキサー
炊飯器
ごはんを炊くために使用しますキッチンスケール
ごはん、お湯、水、米麹の分量を量りながら入れるために使用します。温度計
温度が高すぎると麹菌が死んでしまい甘酒が作れなくなってしまうため、温度管理のために必要です。撹拌スプーン
ボトル内全体の温度ができるだけ均一になるようにかき混ぜるために必要です。甘酒の材料
米麹
ごはん
水 -
ごはんを炊く
甘酒の作り方は何通りかあって、ごはんなしで作る方法もあります。
その場合はごはんを炊く必要はありません。ごはんを使用する目安としては150グラムです。
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お湯を沸かす
お湯を入れるのは400グラムですが、温度調整のため熱湯と水を使用します。
沸かすお湯は300グラム程度としています。 -
ボトルに甘酒の材料を入れる
ごはんを150グラム入れます。
熱湯またはそれに近い温度のお湯を2/3程度ごはんにかけるように入れます。
※ごはんを入れずに先に熱湯をボトルに直接かかるように注ぐとボトルが変形する場合があるので注意が必要です
撹拌スプーンでかき混ぜて温度が均一になるようにして温度計で確認します。
最終的に温度が55~60℃以下、お湯と水の量が400グラムになるように調整しながら水と残りのお湯を入れます。
ボトル内を撹拌し、温度が60℃以下であることを確認したら、米麹を75グラム入れて全体を撹拌します。材料は、
ごはん 150グラム、
お湯&水 400グラム、
米麹 75グラム、
合計 625グラムとなります。 -
甘酒メーカーで保温する
ボトルのフタを締めて甘酒メーカーにセットします。
温度と時間の設定をして保温を開始します。
最適な温度と時間については好みで調整するのが良いのですが、目安としては
58℃、17時間を参考にしてください。
※甘酒メーカーに付属の甘酒の作り方も参考にしてください。 -
ミキサーで粉砕する
保温終了後、場合によっては保温途中に、ミキサーで米麹粒、ごはん粒を粉砕します。
2~10秒程度で滑らかになります。